3月10日の朝日新聞デジタルから
内閣府統計から
5年目の3.11から
3月10日の朝日新聞デジタルの記事を読んで体が硬ばった。被災地の福島の自殺者が多いことに、である。
内閣府調査の人的被害の死亡者数のうち、岩手、宮城、福島3県のみ抜粋して見てみると3県合計で15.827人。岩手29.5%、宮城60.3%、福島10.2%となる。
警察庁の2016年2月末までの震災関連死は、3県合計で3.405人。岩手13.5%、宮城27.0%、福島59.5%となる。
内閣府による2011年6月から2016年1月末の自殺者は、3県合計で157人。岩手22.3%、宮城25.5%、福島52.2%となる。
福島の震災関連死、自殺者の多くが福島第1原発事故によるものであることを疑う人はいないだろう。
これらの数字は、最終的な数字ではなく震災5年目時点の数字であることを肝に銘じなければならない。
被災された人が帰るところは「死」ではないのだ。
除染作業による廃棄物、核のゴミの最終処分場も決まらない‥‥事故が起きようが起きまいが核は処理できないものであることを、アベ政権と電力各社は捻じ曲げた解釈・説明をして推し進めてははならないのだ。
アベ ヨ ! オマエ ハ ナニ ガ ホシイ ノダ !!
大津地裁の判決は、民意である。
震災関連死、いやな数字ですね。
地域性に大きく特徴があり、福島県が突出して多い
(福島県での「関連死」は地震や津波による「直接死」を大きく上回っている)
たぶん、「関連死」認定はかなり厳しいものがあるでしょうから、
実態はこんなものでは無いのかも知れないね。
「復興無くして日本の再生無し」の常套句の何と虚しいことか。
先週18日から石川の実家に帰り、肺ガン末期で自宅療養している父の付き添いをしています。
年初、金沢医科大学病院に入院したものの「家に帰る!」と暴れ、自宅療養となり、母、姉、弟夫婦と交代で付き添いをしています。
医師から、家に帰ると十分な治療が出来なくなるので、死期が早まる可能性が高い、と言われましたが、何とか頑張ってくれています。
F1の事故で避難され、家に帰ることが出来ず無念の死を迎えねばならなかった方達、ご家族の方達の思いが、わずかながらですが理解出来ます。
繰り返してはならない過ちだ!と、一人でも多く声をあげてください。