ギターの練習中にはギターを手から離すことがあります。壁や柱などに寄り掛けたりするのですが、倒れることが気になるものです。随分前からギター・スタンドが欲しいと思っていてやっと手掛けることが出来ました。(遅すぎたかな)
学生時代は、ハードケースからギターを取り出すことは日常的なもので何の苦もなかったのですが、働き始めた頃から弾きたい気持ちはあるもののハードケースを開けることはほとんどなくなっていました。こちらに越して来てから近所迷惑を考えなくて良くなり弾き始めたのですが、気が付くとやはりまたハードケースに眠らせてしまっています。
1年程前、プロのギタリストがラジオで「ハードケースは持ち運ぶためのもので保管するためのものではない。ギターのためにはケースから出していた方が良い。音も良くなる。」とのこと。湿度が高いこの地で出しっ放しはいかがなものか?と少しは疑念を抱いたものの、ギターが環境に順応することも大切なのかも、ケースから出していれば直ぐ手が届く、美しいギターの姿を見ていられる、などと思ったのです。
ギター・スタンドの機能を考える
ギター・スタンドは、ギターが倒れない台であることは勿論ですが、ギターを支える機能を有するとわたしは考えます。ギターを支える、とはどういうことかというと、作られた当初のギターの形状を壊さない、歪めないことです。そのためにはギターは置くよりもぶら下げる方が良いことになります。 続きを読む ギター・スタンドは必要