タグ別アーカイブ: 座刳り

オーソドックスな小椅子

脚物、箱物を問わず新しくデザインを考える時、「ここはこれくらいの曲線で!」とか「ここはも少し細くすればスマートな外観になる!」など今までの経験則めいたものが頭をもたげます。が、出来るだけそれらを抑えてオーソドックスな小椅子をデザインしてみます。

こういった作業は構造物の基本を再確認する上で重要だと思っています。とりわけ椅子のようにカラダに直接触れるものは、臀部と太腿が接する座板、もたれる背板と笠木、足つき感覚などをしっかり押さえることや、強度を確保する各部材の組み方もおろそかにすることは出来ません。 続きを読む オーソドックスな小椅子

座刳りと新調四方反り鉋

鉋台を新調した四方反り、どれくらい快適に削れるか。

完成した四方反り鉋

旧台では座刳りをする時、粗削りし小振りの四方反りで鉋枕を削るなどして仕上げていましたが、新調した四方反り、非常に調子が良い!目論見通りに刃口も程良く逆目ぼれもほとんど出ず鉋屑が詰まることもない。台のRも座刳りのRにピッタリ沿い、材に当たる刃の当たり具合を感覚で微妙に調整するストレスが大幅に改善され、この1台で仕上げまでこなすことが出来ました。ルーターを使ってみようか?!などと思うことが全く無くなりました。

以前Blogで「座刳り」を書きましたが、今回は工程を。 続きを読む 座刳りと新調四方反り鉋

座刳り

椅子の座刳りですが、わたしは鉋のみです。
木工を始めた頃、ルーターで粗掘りしたり、トリマーのプレートに専用の治具を作って取り付けてみたり、丸ノコを使ってみたり、いろいろと試行錯誤を繰り返したものです。
上手く電動工具を使える人はそうすれば良いのでしょうが、わたしは上手に使えない。手鉋が性に合っています。電動工具の刃物痕を追うような仕上げは、わたしは綺麗にできない、ということです。

尻の荷重点に円を二つ描き、四方反り台鉋で粗掘りしそれを基準として掘り進めて行きます。
照明を真横に近い感じで座板に当てると、掘り残し部分やこぼれている箇所が分かり易いです。鉛筆で縁部分に斜線を入れてみたりもしたのですが、横からの照明の方が縁部分も分かり易くRの加減も掴み易いです。

おまけ

40年履き続けているLEVI’s505。ツギハギを続けて作業着としていたけれど、もう限界……かな。

40年履き続けたLEVI's505