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糸鋸盤の調整

わたしは、家具制作においても結構糸鋸盤を使用します。厚いものでは40mmのものを挽くことがあります。仕上げにはなりませんがそれに近い加工が出来ます。それは、挽いてカネ(直角)が出ているからこそ、です。
木工屋さんそれぞれ所有している糸鋸盤は違うと思いますが、わたしなりの調整を書いていきます。参考になれば幸いです。ちなみに、わたしが所有している糸鋸盤は旭工機のSCROLA1000です。
なお、機械の専門用語は不得手ですのでわたしなりに分かり良いと思う表現となります。

設置

先ず、設置方法ですが写真にあるように手前の脚の下部の固定には防振ゴム板を用いています。振動は大幅に軽減します。後ろの脚では防振ゴムは使用していません。定盤が振動すると真っ直ぐ挽けないのは勿論ですが、材が走り切れミスが大きくなり軌道修正が出来なくなります。


定盤の高さは、傾斜盤や横切り盤などの高さより10cmほど高いため、座面高500mmの簡易な作業スツールを使用しています。糸鋸作業は座ってする方が安定します。
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