雨が上がった昨夕(8月25日)、玄関脇を蝉の幼虫が登っている。羽化するためだろう。
しばらくコンクリートの壁を登る様子を眺めていたのだが、羽化の最中に落ちたりしないかと心配になり庭先の桑の木に移動させた。コンクリートより自然木の方が良いだろう。
夕飯の支度をしながら時々様子を見に行く。
桑の葉っぱにぶら下がっていた。
背中が少し割れている。
セミの羽化はテレビでは何度も見たことがあるけれど、小学生の頃から実際にこの目で羽化する姿を見たいと思っていた。やっと出会えた!ワクワクする。気持ちはもう小学生だ。右手にハンディライト、左手にiPhone8、シャッターを切ろうとするとビデオにズレる‥‥上手く撮れない‥‥まっ、いいか。
背中が出てきた。
おっ、無事出終わった。
羽が少しずつ広がっていく。
お腹が人の顔みたい。「セミの翁」って感じ。
背中が割れて、羽が延びるまで小1時間。
幼虫が少し小ぶりで細身、羽も透明だったからヒグラシと思った。
朝、無事羽ばたいて行ったか、と様子を見に行くと、抜け殻の少し上にアブラゼミ。あらまっ!ヒグラシじゃなかった。11時頃に飛び立って行ったようだ。
蝉時雨が終わった晩夏、仲間たちより少し遅れた7日間の成虫期間、まだ遅くない!大気に染まれ!!
おまけ
庭に今夏もヤマユリが開花。毎年枯れた後、球根を残して茎を切り、ボールいっぱいの種を撒く。今夏は300本ほどになった。来夏はもっと!!
7年前より開花が一月ほど遅いのは何故?? 蝉時雨もほとんどヒグラシだったのに昨年からアブラゼミが加わり、今夏はクマゼミも。気候変動、温暖化‥‥