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古家具から学ぶ・2 ー建具ー

今年2月に近所のおじさんから頂いた古家具について具体的に見ていきます。
半軒の水屋箪笥と重ね戸棚<一軒水屋>を見ていくのですが、どちらも作られた年代がどこにも書かれていないので定かではありません。大正から昭和初期のものかと思われます。また、建具の作りなどからそれぞれ違う制作者によるものと判断しています。

今まで目にした古家具の大雑把な印象は、外観はそれなりに形となっているものの隠れているところは本当に適当、見栄え良ければそれで良し!です。鉋が入っていることはほとんどありませんし、塗装などの表面処理もほとんど行われていません。材の伸縮なんのその!です。ただ、枘組み方法などはきちんとした仕事がされていて見習わねばならないと思うところもあります。現在手元にあるので、組みを外すなどして正確に検証できることはありがたいことです。
また、採寸して簡単な図面を引き、複製できるものがあれば実際に制作して疑問点、感想なども加えていきたいと思います。名称、呼称など地域によって違うこともあり平易な言葉で書いていくつもりですが、明らかに違う使い方をしているようでしたらご指摘ください。
今回は建具について。 続きを読む 古家具から学ぶ・2 ー建具ー

古家具から学ぶ

一週間程前、近所のおじさんがわたしのことを知って家具などを見に来られた。自分でも手掛けてみたいとのこと。そして2、3日前、家を建て替えるために古い家具を処分する、欲しいものがあればあげる。
ということで、昨日、一間水屋箪笥、水屋箪笥、和箪笥などをいただいた。
修繕して売ろうとしているわけではなく、工作法などを実物を見て勉強しようと思ったわけです。親方修行をしていないわたしにとっては、良い教材になると思った次第。いただいた古家具の構造全てが素晴らしいと思っているわけではありません。ところどころに「なるほど、こういう組み方もあるのか」と感じるものがあります。
簡単に拭き掃除をしただけで、じっくり見ていないのですが、参考にしたい箇所を追い追い書いて行こうか、とも思っています。