カテゴリー別アーカイブ: 覚え書き

3月11日

東日本大震災から4年の時が過ぎました。

亡くなられた方たちに今一度心から手を合わせます。

亡くなられた方、行方不明の方を合わせると、わたしの故郷である石川県羽咋市の2万4,000〜2万5,000全市民(市町村合併前)がいなくなることになります。ましてや瓦礫に覆い尽くされること、想像することさえ怖くなります。

ビッグデータに思うこと

先日、NHKのテレビ放映でビッグデータによる震災の解析がなされていました。素晴らしいデータだと思いました。1,000ものデータからの解析とのことでした。

福島原発被害の細やかなデータは無いのでしょうか?原発被害の詳細なデータを明らかにすべきだったと思います。原発が無かった時と、建設、稼働、被害、経済的なことの比較のデータもあったのではないでしょうか?それとも意図的に出さない?

1,000ものデータが手元にあっても、どの項目を選択し解析するかは番組制作者の意によるものと思います。また、原発を推進するか、しないかの視点によって解析されるデータは大きく変わるものと思います。どんなに素晴らしいデータがあっても、生かすも殺すも意思次第となるようで怖いです。きっとそれらのビッグデータは高額な商品となっているのでしょう。出来れば多くのビッグデータを見たいものです。

個々への思い

阪神淡路大震災、東日本大震災‥‥想像できない被害は言葉に出来ない大きな衝撃でした。今、視線は被害の大きさから被害に遭われた個々の人へとなり、その方達の強さに自らを恥じ叱咤しています。
人は厄介なもので、身に降りかからないとその痛みは分からない。わたしも痛感しています。

もう一度、自分に対しても言い聞かせます。

 

生きる

生きるということ
生きて来たということ
生きているということ

生きていたということ
生きて行くということ
生き合うということ

生きるということ

生ききるということ

ふきのとう

2月27日、霙まじりの雨が降っていましたが、晴れ間を見計らい庭に出て陽射しの中で目を閉じると春が躰を包み込んでくれるのを感じます。

鹿さん、鹿さん、ちょっとぉ〜!

こちらに引っ越して来て3度目の春となりました。
初めての春。庭の隅っこでふきのとう(蕗の薹)を発見!天婦羅と味噌汁の具にして、大人の苦みに春の始まりを味わいました。

昨年の春。楽しみにしていたふきのとうは10個ばかり。前年末に50cmの積雪の後、雪らしい雪が降らなかったからかなぁ?などと想像していました。庭のあちこちに鹿の糞、糞、糞‥‥。前年、真面目に草刈りをしたせいで糞、糞、糞‥‥が目立つ目立つ鹿の糞

今年の春。ふきのとうがたったの1個しばらくすれば出てくるさと思っていたら、雪、雪、雪‥‥最大積雪量は80cm程となり、ふきのとうはまた雪に隠れてしまいました。

昨日、ひとときの晴れ間に残雪わずかとなった庭に出てみると、「唯一のふきのとうが‥‥
どうも、鹿のようです。木の皮まで齧られている昨秋は山の木の実が不作らしく熊も空腹のせいか既に冬眠から覚めているとのこと。鹿も空腹??

昨年夏、庭に斜めに走る獣道を発見していました。雪が降ると足跡が残るのでより明快です。ただこの地は、猿、鹿、猪、イタチ、狸、はたまた熊も出るようで、何の獣道かはわからないまま。

わたしがこの地で見た動物たちは、ごく日常的に猿、夜雪の様子を見ようと窓を開けた時に逃げ出した猪、鹿、農道をウォーキング中に見かけたイタチくらいです。
どの動物か??あちこちに撒き散らされている糞から想像すれば鹿なのですが、畑の方ではなく民家の方へと繋がる獣道と足跡からは鹿と判断しかねる次第。
今年、摘み取ったふきのとうで春を感じ取れるでしょうか?

 

多摩川河川敷にふきのとうはあるのだろうか?写真の上村君は春の笑顔を持っている。大人の苦みを味わうこと無く逝ってしまった。
合掌

おいで祭り(平国祭)を思い出す

立春前に降り積もった雪もほぼ溶けて、そろそろ庭のふきのとうを摘もうか、などと思っていたのですが、昨晩から全国的に真冬となり、こちらは50センチの降雪となり今も降り続いています。今冬は重い湿雪が多かったのですが今回の雪は軽く、サラッとしています。それだけ日本海側から流れ込んできている寒気が強いということですね。

窓から木々の新芽に降り積もる雪を眺めていて、ふと実家の羽咋にある気多大社の神事・おいで祭り(平国祭)に参加したことを思い出しました。※気多大社、おいで祭り(平国祭)詳細は文末をご参照ください。

おいで祭りに参加

中学校を卒業し高校の入学式を待つ春休み(?)期間中に、わたしはこの「おいで祭り」に参加しました。わたしが応募したのではなく、父親がわたしの知らない間に応募していたわけで、「18日から気多大社のおいで祭りに行くことになっているから」と告げられ、意味が判らず「はぁん??」。

内容を理解していないわたしは先輩(?)について歩くばかり。当時、わたしと同年齢の人はいなかったように思います。地元のオッサン、大学生が大半です。中学高校は卒業を控えるもの以外は春休み前ですからねぇ。

3月18日から23日まで毎朝5時に起き、6時前に気多大社に集合。毎日40〜50キロを徒歩で巡業するわけです。巡業工程約300キロを雪、雨、風があろうが関係なく歩く、歩く、歩く。吹雪いて顔が上げられない農道も歩く、歩く、歩く。六日間で神社105社、御招待民家101軒で祭典を執り行うというものです。当時、御神輿などは目的地近くまではリヤカーで運んでいたと思います。今は、御神輿、人も軽トラを使っているとかいないとか‥‥。姉が「ありがたみが無くなったわいね」と漏らしていましたが‥‥。

遠方で家に帰られない日が1日ありました。陽も落ちて宿泊先が決まる報告を待つ間、あまりの寒さでコップ酒2杯を一気飲み!腹の中がグワァ〜ンと熱くなる。そこへオッサンが「決まったぞぉ!付いて来ぉい!」と走って来て走って行く。置いてきぼりにならないように、わたしも走る、走る、走る。酒の酔いで道が右に左にグラグラ傾いたり‥‥酒の酔いの初体験!

宿は大きな民家で、夕飯の食卓には同い年くらいのお嬢さんもいらっしゃった。ただご主人がわたしを大学進学を控えた者だと勘違いしておられたようで、燗酒を勧めて来る。当時からわたしは遠慮することを知らないようで勧められるままお酒をいただき、呂律が回らないままお風呂もいただき、疲れと酔いで布団にバタン。そして翌朝からまた歩き始めるのでした。

小春日和があったものの大半は寒風の中を歩いていたものですから、終わった頃には唇はガサガサ!凍傷ですね。その頃はリップクリームなどというものも知らなかったですから。

思い返せば、父親が「少しは大人になれよ」と参加させたのかも。

数日後、折口信夫追悼か何かの企画に詩が入選しました、と小冊子が届けられました。「おいで祭り」のご褒美?応募した記憶もなかったのですが、読んでみて「そういえば、これ書いたなぁ」と思い出しました。詩のタイトルは「埋れ木」。

寒さ厳しき折、皆さん風邪などひかれませんように!

気多大社

気多大社(けたたいしゃ、正式名:氣多大社)は、石川県羽咋市にある神社式内社名神大社)、能登国一宮旧社格国幣大社で、現在は神社本庁に属さない単立神社。旧称は「気多大神宮」。(ja.wikipedia.orgより)

氣多大社Webサイトより
■ 平国祭(3月18日~23日)

別名おいで祭りは、祭神大国主神が能登の国を大変御苦労されて御開拓になった御神蹟を偲び、その神恩を感謝し、広大無辺なる御神徳を仰ぎまつる古式を伝える由緒のある特殊神事です。

おみくじで選ばれた神馬(背に御幣を立て)先導車を先頭に神職(乗馬)、 威儀の物(長柄鎌、順に広矛、社名旗、太鼓、唐櫃、錦旗、四神族)奉持、 祢宜(乗馬)神輿、同台、宮司(乗馬)、献備箱(車)、長持(車)、 宰領(車)、長持(車)、神輿台車(車)順に神職、馬丁、 白丁(宰領、威儀物奉持、神輿かつぐ役)その他(運転手、連  絡係、みくじ係、交通整理員) 総勢六十人行列を仕立て、三月十八日早朝本社を御発輦になり、 関係深い二市二郡(羽咋、七尾市、羽咋、鹿島郡)内を六日間に渡り各地区沿道盛んな出迎えを受けながら御巡行(行程約三〇〇キロ)御駐泊(五泊)、この間御駐憩二〇六ヶ所(神社一〇五社、御招待いえ一〇一軒)で祭典を執行し、三月二十三日夕刻本社に御還幸となります。

全国的に見ても類例のない規模の大きな神幸祭です。

また沿道の人達は、寒さも気多のおいでまでと言い伝え、能登路に春を告げる祭りとして親しみ、神様を迎え春を待つのです。

IS 

早朝、ISに拘束されていた後藤さんが湯川さんに続き殺害されたという報道。深い憤りと哀しみを覚える。ご冥福をお祈りします。

安倍が「テロリストたちを決して許さない。罪を償わせるために国際社会と連携する。日本がテロに屈することは決してない」の言。瞬間、頬が引きつる。集団的自衛権といい彼はわたしたちを何処へ向かわせ、次世代に何を残そうと言うのか!

WordPressによるWebサイト制作 

昨年の夏、NTTコミュニケーションズから「Page ON」のサービスが2015年2月末で終了との連絡が入る。何年も前からWebサイトを新しく作り直さなければ!と思っていたが、きっかけが掴めずなかなか踏み出せないでいた。良いきっかけが出来た。

木工屋みしょう開設当初に制作したwebサイトは、Mac G4がOS9.0.4、サイト制作アプリがAdobe PageMill3.0J、データ送信はFetch4.0.3(Mac OS9)。どれをとっても時代遅れも甚だしく遺物によるサイト運営だった。

PageMillは20年ほど前にAdobeが開発を中止したサイト制作アプリで、非常に扱い易い。Illustrator、Photoshopが使えれば何とかなる。わたしは必死に勉強した口だが‥‥。
テキストは書き込むかペーストすれば良いし、写真も拡大縮小は簡単。わたしはサイト用に写真を通常サイズ、スモールサイズ、サムネールサイズの3種類を作り管理していた。

2013年にこちら(琵琶湖北端 長浜市西浅井町余)に引っ越して来て、直ぐにプリンタが故障。iBook G4(OS10.4.11)とOS9のG4で使えるプリンタを探しても無い。先のことを考えてMacを新しく購入し、プリンタもOS10対応にした。これでweb社会に入ることが出来た。

NTTcom.のBizメール&ウェブ エコノミーを申し込む。WordPressやデータベース管理のMySQLなどさまざまなモノが提供されている。マニュアルやセットアップガイドもあるが、WordPressは勿論、全て初めてのモノばかり。まるで宇宙船の操縦席に座らせられ、マニュアル渡され、「頑張ってね!」。1から勉強となる。


WordPress Perfect GuideBook[3.x対応版](佐々木恵 著)から

今回、初心者向けのこのガイドブックを購入した。まるで新小学生のように素直に1ページ目からガイドに従って行く。邪魔するweb知識など持ち合わせていないから「先生、それわかりません!」って感じでディスプレイとガイドブックとの突き合わせが始まった。何せ、Themes(テーマ)、それ何???だから‥‥。

制作工程を簡単に列挙すると
  1. WordPressの初期設定、基本操作、プラグインの初期設定
  2. 投稿ページ(Blogとなる)作成(テキスト入力、画像の挿入)
  3. 固定ページ作成(ページの親子関係、カスタマイズ、ウィジェト)
    ここでテーマファイル内のstyle.cssを開くことになり、見出し文字の大きさ、フッターの高さ、メニューバー、ウィジェトやテーブルの設定に細かく手を加え、自分
    の好みを探す作業が始まる。
  4. 子テーマの作成
    タイミングが良いのか悪いのか、使っていたテーマのアップグレードの通知が入り直ぐさまアップグレード。なんてこったい!style.cssが初期化されてしまった!
    修正した記憶を辿り再度修正。今度は修正を加えたstyle.cssをテキストエディタ「mi」にコピーして保管。
    子テーマを作成してみるが上手く行かず、親テーマのみで進めることにした。正しい作業ではないのだけれど、style.cssのバックアップを取っているから!と強行。
  5. webフォントの利用
    ヒラギノ角ゴProNを一旦指定したが、太過ぎて気に入らずwebフォントのM+1p-lightとregular使用することにした。<M+ Web Fonts Project>
  6. 色修正
    style.css内のいろいろなエリアの色(color:#——)をHTML Color Pickerにコピペし確認、逆に<HTML Color Picker>から選択した#——をstyle.css内にコピペし確認する。元の#——の控えは必要。
  7. 実際に使用するページの作成
    20ページほど終わらせて、phpMyadminでデータベースのバックアップを取るはずが、操作ミスでWordPressが落ちてしまった!!!
    WordPressを再インストールしてファイルの復元を試みるも、ダメ!!
    web上で相談したりもしたが、ダメ!
    一体わたしは何をしたのだろう???
    これを教訓にしてバックアップを3つ、そしてアナログと笑われるだろうけれど、各ページをコピーしてPagesにペースト保管することにしている。
  8. どうにか完成!!

web上は元より、詳しい方から多くのアドバイスをいただき感謝しております。ありがとうございました。

また、サイト内の Links に<WordPressでのwebサイト制作で役立ったサイト>を置きます。活用される際の注意事項として、サイト内に記載されている内容は、WordPress、mySQL、Themes、pluginなどの全てのバージョンに適合、活用できるものではありません。ご自身の自己責任において活用してください。

末尾になりますが、わたしが気付かない不具合もあるかと思います。お気づきになりましたらご連絡いただければ幸いです。ただわたしの能力で修正出来るかどうかは不明です。


お手上げ不具合とQuestion
  • スマホで拡大写真を見ると、画面中央に表れない。
    (写真が隠れるまで上にドラッグして下げると全面が表れるのですが‥‥)
  • スマホで拡大写真の「前へ」「次へ」をタッチすると全く違う写真(サイト内の写真です。古い記憶がのこっているのか?)に移動してしまう。
    (わたしのiPhoneだけか??)
    パソコンでは問題ないのですが‥‥。
  • フッター上のメインウィジェットの4個のブロックですが、画面を縮小していくとレイアウトが変わって行く。mumu〜、固定したいのですが‥‥。

解決策をご存知の方は、教えてください。

ではでは。次回は木工関連を。