この地では、今年の梅雨はほとんど雨が降らず農作物の被害もあったようですが、蓮が生育しないなど琵琶湖への影響が大きかったようです。
ところが9月に入ると一転、相次ぐ台風の襲来で全国的に雨続き。家の中はいたるところにカビが生え、冷蔵庫の扉も結露するほど。カラダは頭皮から足の指先まで古傷がジンジン疼きっぱなし。木工作業も手が出しにくいひと月でした。今日30日は久し振りの好天となり、気持ちも洗濯物もスッキリです。
小型プレス
2年前、木工仲間から譲ってもらった超小型のプレス機のセッティングをしました。
入手して直ぐに下の盤の幅が狭かったため幅広にし、ネジ部分等をクリーニングしてグリスアップしておいたのですが、2、3日前に小物をプレスしようと思ったら合わせた材の捻れが激しく使えない。そこで、サクラの端材でプレス上部に盤を制作して取り付けました。これで捻れも解消。450mm方形、厚み220mmまでの小物のプレスが可能になりました。
バーナード・リーチ展
7月9日から9月25日まで、滋賀県立近代美術館でバーナード・リーチ展が開催されていました。入り口にアンソニー・カロ‥‥??
6月に知り、場所、電車の時刻等を調べ直ぐにでも行こうと思っていたのですが、結局最終日になってしまいました。琵琶湖の北端から南端まで行くわけで電車とバスを乗り継ぎ1時間半、結構ケツを重くします。
出会ったAご夫婦、Iちゃん親子には心が和みました。
やはりモノツクリは、デッサンが基本!です。
悲しいかな、文化はカネと時間。
庭の木
前庭の南側には一本の金木犀があります。北西からの風が多いため匂いが飛ばされて今までいつ咲いたのか分からずじまい。今年、やっと花にお目に掛かり甘い匂いを感じることが出来ました。
裏庭の甘柿は、今年もたわわに実っています。昨年は1日1個食べよう!と決意したのですが、食べ頃にカラスの襲来!結局3個しか口に入りませんでした。今年こそ1日1個!
柘榴(ザクロ)は、毎年1、2個しか実らず、今年は小さいのが一つ。食するまでに大きくなってくれれば嬉しいのですが‥‥
My Friends
6月後半から、台所の窓ガラスには数匹のヤモリがやってきます。3年前は腹に名前を書こうかと思ったのですが、そこまでしなくても、十分楽しませてくれます。喧嘩して落ちていったり、アマガエルに蛾を先取されたり、色気付いてメスを追い掛け回したり、デカいキリギリスを咥えたものの食べるのに往生したり、などなど。去年は晩秋に子供のヤモリがカーテンにしがみついてカメムシを狙っていました。「やめといた方が身のためだぞ」と思ったのです。今年の春先窓下の隅っこでミイラになっておりました。「だから、言わんこっちゃない」
雨が続いた後、作業場にサワガニのご来訪。細い用水路が傍にあることから増水したために逃げ込んで来たのでしょうか。ここじゃあ踏んづけてしまう。外で頑張りたまえ!
ヒョウモン蝶たちも数種が飛び回っています。写真はツマグロヒョウモン、ウラギンスジヒョウモンも飛び交っています。
今日は、シマヘビくんが作業の進捗状況をチェックしに来ました。
猿、鹿と友達にはなかなかなれない。春、裏庭に出ようとしたら猿と出くわし、一歩踏み出し「ううっ!」と脅したつもりが歯をむき出して威嚇され、すごすご作業場に逃げ帰る始末。作業場の前に置いてあるケヤキ板は猿の食卓に使われ、近所から盗ってきたスイカやウリを玄関先で食べたり‥‥「わざわざウチで食うな!」
まだまだ紹介しきれないFriends。
明日から、また雨とか‥‥
バーナード・リーチ展、滋賀へも巡回したのですね。
私は松本クラフトフェアの際、 松本市美術館で拝観。以前、汐留でも(別企画ですが)・・・
英国近代陶芸を代表する陶芸家ですが、それ以前に柳宗悦などとの民芸運動の師ですね。
リーチ窯の存続も危ういところ、日本の民芸運動家などの寄進で再建されつつあるとか。
当初、ルーシー・リーを全く評価しなかったという辺りも興味深いです。
機会があれば滋賀県近代美術館へも訪問したいです。
エッチング、下絵などデッサンには目を見張りました。見始めは何気に流していたのですが、後半、迷いのない的確に描かれている線に気づき、再度最初から展示品を見直しました。デッサンは、見るのが8、描くのが2と高校時代に教えられました。観察力、洞察力を磨かねば!と改めて感じました。
日本民藝館にも足を運びたいですね。