梅雨の来訪者は、亀 ほか

庭に亀

6月14日、梅雨、真っ只中!ここ数日木工作業は行わず、CADで作図しながら「この枘じゃアカン!もっと作業効率が良く強度的にも十分なものは……」などと。雨続きでタイミング的には良いのだが座りっぱなしでケツが痛い!

息抜きに庭を眺めると、軒下付近に亀!産卵のために来たのだろうか?それにしてもイシガメとはいえ小石が敷き詰められたところに穴を掘らなくても良いのに、と思ったりする。草地より穴が崩れにくいとか、卵に菌類や虫がつきにくいとか、地熱で孵化まで卵が適温とかがあるんだろうか……と勝手に想像してみる。

 

来訪してきたイシガメは、6月6日、ウオーキングに出た時に家から50m程の農道で見かけたイシガメかと思ったが違う。農道の亀はやや幅広、来訪してきた亀は甲羅が高めだ。農道の亀の来訪だったら、ちょっとキュン!としたかもしれない。
ちなみに、イシガメとクサガメは同種属、国内では、イシガメ、クサガメ、2種の交雑種(うんきゅう)がおり、見分け方は甲羅の形状や色だけれど大きさによっては判別しにくいこともあるようだ。最も判り易いのはクサガメと交雑種はクサガメが臭亀と表記されるように無茶苦茶臭い!ウンチ臭い!臭くなく明るい色合いの背甲はイシガメ、それ以外はクサガメか交雑種。クサガメか交雑種の違いは遺伝子の違いで様々。興味のある方は調べてくださいませ。

掘っていた穴はひとつ目が径5cmほど、深さは15cm近く。短そうに見える脚だけれど結構長いのかな?穴は塞がれず、中には卵らしきものもない。ふたつ目の穴掘りも試みたようだけれど、産卵に不向きと諦めたようだ。写真を撮り終えたところでいそいそとフキの茂みへ行ってしまった。その先は石垣なんだけれど……
このところ、山裾の防護柵の影響で鹿の来訪がなく寂しかった。ま、亀で少しは楽しませてもらえた。

亀はフキの茂みへ

ムカデが益虫?!

5月以降、家の中にムカデがたびたび出現。12cmほどのデカイやつ。たまらんぜ!
風呂上り、台所で水を一杯。ムムッ!?パジャマの裾付近がモソモソ。足を振るったら床に落ちた!
洗濯物は部屋干しの季節。何気に壁を見上げると、いた!
朝、ベッドから起きてスリッパに足を入れると何やらモサモサ。スリッパを蹴ったら出てきた!
玄関引き戸に鍵を掛けながら何気に見上げると、桟に身を半分隠してヤツが……

ムカデの生態を調べて対策を練ろうとwebを見ていると、4〜6月は繁殖期、湿気った狭い場所を好む肉食系でゴキブリと生息域が似ているためゴキブリやクモなどを捕食する、ゴキブリを捕食するため人にとっては益虫とも解釈できる、etc.
うちはゴキブリがいない(6年間見たことがない)。家族生活を送るご近所さんの家とは離れているせいか、加工食品をほとんど使わないせいか。となれば、ムカデを益虫扱いすることもないか。わずかに受け止め方は好転したけれど……

 

姉からマスク

わたしは寝る時、タオルで目を隠している。ツーリング、山行でテント泊の時に外の明るさを遮断するためだったのが、日常生活でもするようになり早40年。”目隠しタオル”と呼んでいる。御在所岳の山小屋・日向小屋に入り浸っていた頃には山仲間達もするようになった。寒い時は目元が暖かい。起きた時にはタオルはどっかいってるけれど。
こっちに越して来てから、”目隠しタオル”に加えマスクもして寝るようになった。当初は湿潤な山間にある数年人の暮らしが無かった家にどんな菌が舞っているか不安だったからだけど、落ち着いて来てからもマスクの習慣も続いている。布団やタオルケットの襟元(?)の汚れが随分と少なくなった。寒い時は口鼻が暖かい。こっちは朝起きてもちゃんとしている。
寝る時、顔は全て覆われている……見たことないが……

春先から全世界で新型コロナ(Covid19)渦へ。残り少なくなった手元の使い捨てマスクは洗って使うことになった。夜しか使わなかったマスクは、月2、3回の買い出しでも使うようになったものの日常生活では使うことはない。人と接することがほとんどない田舎暮らし、一人木工だから。それでも、マスクが底を突き始めると不安になり、作業用の防塵マスクフィルターを買い足したりしていた。
ミシンがあればマスクくらい作るのは簡単。ワイシャツ、ズボン、ワンピースパジャマ(その昔、彼女に作ってやった)を作ったこともあるし。

姉からのマスク

先週、姉から手作りマスクを3枚もらった。ありがたや!40年くらいパッチワークをやっているからマスクくらいお手のものかも。3枚ともカッコイイ!!1枚は大島紬だって。余所行きだぁね。

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