テーブル改造2

テーブル改造 こちらは小さく!

夏前にご依頼いただいたテーブル改造。
栓の一枚板テーブル(1500mm × ≒950 × t:60)を小さくするという課題です。
テーブルサイズを950mm × ≒950とし、残りの材を天板t:30としてテーブルに添えるワゴンにして欲しい、とのことです。何でもこなすのが「木工屋みしょう」なので‥‥
ご依頼された方は設計士、加えてお父様がどうも宮大工さんのようで‥‥木のことは良く判ってくださっているので図面、構造の説明もスムーズです。

テーブル縮小

天板を切る前に表の面を出すためにひたすら鉋を掛けます。裏返して厚みを整えるため鉋を掛けます。そして天板をカット。寄せ蟻を入れて脚を組み付けます。テーブル完成。

ワゴン制作

天板は通常の木目とは逆となります。正面が木口で、奥行きが500mm、幅が≒950mm、厚みが30mmという天板を作らなければなりません。わたしが所有するプレーナーの切削幅はmax500mmですが横方向になるため使えません。手鋸でひたすら挽き割りです。丸一日掛かってしまいました。シーズニングしそして鉋掛け。側上部の横桟と寄せ蟻の桟を組んだ梯子を横方向に前後2本入れて天板完成。
残った材で抽斗を制作。無駄なく栓を使いました。

この勢いというか上がったテンションで、8月のブログで書いたように扉を端嵌めし、側板上部を背面から蟻で入れ、側板と底板とを隠し蟻。こういった時間、木工屋の喜びですね。好きです。
8月末に完成していたのですが、搬入は9月22日となりました。

写真は逆光であったため、明るくしたりコントラストを付けたりしたので見辛いかもしれません。

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