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木工家ウイーク「机、椅子」展に参加

6月7日(水)から6月13日(日)にかけて開催される「木工家ウィークNAGOYA・2023」のエントリー企画『木工からつくる椅子展「机・椅子」』<期間:6月7日(水)~11日(日)に参加します。
ご高覧いただければ幸いです。

  • 期間 6月7日(水)~6月11日(日)
  • 時間 10:00 ~17:00
  • 会場 文化のみち橦木館 ※橦木館の入館料200円が必要です。
  • 所在地 名古屋市東区橦木町2-18

「机、椅子」展チラシ

なお、「木工家ウィークNAGOYA・2023」は企画によって開催期間が異なりますので下記URLよりご確認くださいますようお願いいたします。
https://www.woodworkers.jp/woodworkers-nagoya2023/

わたしは「小振りな机」「オーソドックスな小椅子B」を展示します。

ヒノキの日用品

ヒノキを使って日用品3種を制作。日頃「あれば良いなぁ」と思っていたものです。レシピスタンド、バスタオル掛け、布団掛け、どれもキャスター付きです。

レシピスタンド

料理の材料、量、調味料は基本的にテキトーです。が、たまに使い慣れていない材料、調味料や入れるタイミングなどネットのレシピを参考にすることがあります。ネットでいろいろな調理法を見ていると、なるほど!そういう調理法があったか!と思うことがしばしばあります。
今までそういったレシピはプリントアウトして調理器具の隣に置きチラ見していたのですが、レシピが濡れる汚れる、近眼メガネを外したり掛けたり、何かと落ち着かない。そこで出来るだけシンプルで軽いスタンドを作ることに。譜面台、書見台を簡素化させたイメージです。
サイズは、高さ:1250mm、幅;450、奥行き;300。レシピを置く台のサイズはA4クリアファイルに合わせて450 × 320で角度調整フリーです。レシピの位置が鍋などの調理器具を見る目線角度とほぼ同じになるように設定できます。

 

バスタオル掛け

今まで使っていた市販のバスタオル掛けが破損したための更新です。
サイズは、高さ:1050mm、幅:760、奥行き:300。大き過ぎず、小さ過ぎずのサイズです。タオルを掛けるスライドタイプのステンレスパイプは5本使っています。脱衣所の壁にタオル掛けが取り付けてあったりしますが、移動できるタイプの方がタオルも乾き良いです。

バスタオル掛け

 

布団掛け

布団や毛布を寝室から物干し場に持ち出すのは億劫なもの。寝室の窓から差し込む陽光で干せれば天気が良ければ毎日だって苦痛じゃない。
サイズは、高さ:1500mm、幅;1100、奥行き;450。上の布団を掛ける丸棒は18mm径と細いですが上下2本使いとしセンターを丸棒で固定させることで十分な強度が保証されます。太めの丸棒1本使いより細め2本の方が丸棒の曲がりは抑えられます。
また下の横桟を500mmの高さに設定したことで洋服掛けのスペースにもなります。

布団掛け

3品とも材の厚みが15mmとしたため、枘の組み強度を確保するため通し枘で紫檀の楔を打ち込んでいます。

通し枘と楔

ギター キャビネットの制作

夏に友人からアコスティックギターを3台もらい受けました。Cat’s Eyes、Rarewood、Chaki。3台ともレアというかマニアックというか‥‥Cat’s Eyesは新品の弦が張ってあり直ぐに弾けるのですが、RarewoodとChakiは修繕が必要で時間を見て手を付けようと思っています。Blogで書けるようでしたら追々書いていこうと思います。

ということで、クラシックギター が1台、アコースティックギターが4台になりました。修繕して音比べなんぞしたいなぁと思うものの、ハードケースに入れてしまうと開けるのが億劫になってしまう。

そうだ!ギター キャビネットを作ろう!
ギター キャビネットがあればギターが目に入るし手にしやすい。埃を被ることもない!

扉オープン

 

イメージ作りと作図

先ずギター キャビネットをイメージします。壁掛けにしたいと思い、薄くて軽くを念頭におきます。収納するものがギターと決まっているためそのサイズから自ずと最小サイズも決まり、それを覆うようなイメージを膨らませていきます。
ギタースタンド制作時にギター本体を採寸してありますが、メーカーが違うこともありギターそれぞれボデーの厚みやネックの太さなどが多少違うため最大値を求めていき、その数値を基準とします。またギターの出し入れの際にボデーが斜めになるためボデー厚みの対角線を最大値として幾らかの余裕も加えます。
単に直方体のキャビネットはシンプルだけれど面白味に欠ける。そこで扉の形状を3面としてセンターをわずかに前に出すことにします。軽量化のためガラスではなくアクリル板を使います。ガラスだと破損の恐れもありますから。 続きを読む ギター キャビネットの制作

書見台

「ショケンダイ、作ってください。」
「ショケンダイ?? ゴメンなさい。ショケンダイって何ですか?」
「本を読む時に本を立て掛ける台ですよ。書を見る台と書きますよ。」
「あぁ、ブックスタンドですか。」
小学生の頃、教科書を立てていたスチール製のアレだ。
「そうです。あなたに作ってもらいたいんです。」
「あっ、はい。了解しました。図面引いて送ります。」
「図面は良いんですよ。任せますから。」
「いえ、それなりに意思の疎通を図っておきたいので。」

図面を送って数日後
「図面、どうでした?」
「大きさ、デザインは任せます。
材はマホガニーって書いてありますけど、どんな材ですか?」
「上質な家具材で上品な赤色してます。軽くて狂いがほとんど出ないステキな材です。わたしが持っているのはアフリカ産だと思います。」
「そう。板面のところは全部そのマホガニー?」
「そのつもりです。杢がある材をと思ったんですが、杢の材を使うと書見台そのものは綺麗ですけど、本を読むのに本の周りがチカチカして邪魔になると思うので、品があるシンプルなものにしました。」
「そうね。でも少し変化が欲しいわね。」
「んん‥‥、じゃあ周囲をマホガニーにして中にローズウッドを嵌め込みましょう。」
「ローズウッドって?」
「んん‥‥、黒檀、紫檀とか良く耳にしたり目にしたりすることあると思うんですけど、その紫檀を想像してください。ローズウッドも最高級材で深く濃い赤い褐色といった色合いで黒檀ほどではないですが硬い材です。加工してると薔薇を思わせるとても甘い香りがするんですよ。仕上がると香りはしませんが‥‥。マホガニーとの色合わせはステキです。」
「わかりました。それで進めてください。」