山椒の若葉の佃煮2

山椒の若葉の佃煮の季節がやってきました。

年々作る量が増えて、今年はほぼ1.3kgも入手しました。家の周囲に点在する小さな山椒の枝からは300gほどを摘み、JA北びわこの販売店から1kgほどを購入しました。煮詰めていくので出来上がると半分くらいになります。

JA北びわこでは「花山椒」として販売されており結構花が付いています。花は若葉の根本に付くので若葉と花を一緒に摘み取りますね。また、山椒の木は雄雌があり雌のみ花と実を付けます。銀杏と同じです。

今回はは2021年4月に掲載した作り方に修正(より簡単、よりピリリッ)を加えてお伝えします。

一番の修正点は、山椒の実を加えることです。よりピリリッ!です。山椒の実の収穫は5月末から6月初旬です。若葉収穫のほぼ1.5ヶ月後になります。そこで6月初旬頃に実を購入し湯通しして冷凍保存。翌年、若葉の佃煮で使うのです。山椒の実の佃煮も作っているので昨年は500gほど購入して100gほどは若葉の佃煮用としました。
ちなみに実の佃煮も若葉の佃煮と同じ要領で作るのですが、小枝を外すのがとんでもなく面倒くさい!去年は500gに1時間!何せ実の大きさが2〜3mm!ゴツゴツした指の隙間からボロボロ落ちる!!完成すると、こりゃたまらん!!のですが‥‥

材料(出汁、酒を使わないシンプルな味付け)

  • 山椒の若葉  2パック 約400g
  • 山椒の実       適当
  •  *水        1カップ(適当)
  •  *しょうゆ    1/2カップ(適当)
  •  *砂糖      大さじ 4(適当)

 

作り方

  • 山椒の実は前年入手。湯通しして冷凍しておいたもの。
  • 山椒の実の佃煮を作る際に分けて冷凍。
  1. 柔らかく茹でる
  2. 絞る
  3. 2cmくらいに切る
  4. 煮汁で若葉と実を中火で煮る。2~3分煮たら火を止め蓋をして冷ましながら味を染み込ませる
  5. 山椒の汁気を絞りながら取り出す。汁を火にかけ、中火で煮詰める
  6. 煮詰めた汁に取り出した山椒の葉っぱを戻し、中火で2~3分煮て火を止め、また蓋をして冷ましながら味を味を含ませる
  7.  4〜6を3、4回繰り返す

煮詰めている山椒を淵に寄せ、鍋を傾けて煮汁が少し残っているくらいで完成。

ヒノキの日用品

ヒノキを使って日用品3種を制作。日頃「あれば良いなぁ」と思っていたものです。レシピスタンド、バスタオル掛け、布団掛け、どれもキャスター付きです。

レシピスタンド

料理の材料、量、調味料は基本的にテキトーです。が、たまに使い慣れていない材料、調味料や入れるタイミングなどネットのレシピを参考にすることがあります。ネットでいろいろな調理法を見ていると、なるほど!そういう調理法があったか!と思うことがしばしばあります。
今までそういったレシピはプリントアウトして調理器具の隣に置きチラ見していたのですが、レシピが濡れる汚れる、近眼メガネを外したり掛けたり、何かと落ち着かない。そこで出来るだけシンプルで軽いスタンドを作ることに。譜面台、書見台を簡素化させたイメージです。
サイズは、高さ:1250mm、幅;450、奥行き;300。レシピを置く台のサイズはA4クリアファイルに合わせて450 × 320で角度調整フリーです。レシピの位置が鍋などの調理器具を見る目線角度とほぼ同じになるように設定できます。

 

バスタオル掛け

今まで使っていた市販のバスタオル掛けが破損したための更新です。
サイズは、高さ:1050mm、幅:760、奥行き:300。大き過ぎず、小さ過ぎずのサイズです。タオルを掛けるスライドタイプのステンレスパイプは5本使っています。脱衣所の壁にタオル掛けが取り付けてあったりしますが、移動できるタイプの方がタオルも乾き良いです。

バスタオル掛け

 

布団掛け

布団や毛布を寝室から物干し場に持ち出すのは億劫なもの。寝室の窓から差し込む陽光で干せれば天気が良ければ毎日だって苦痛じゃない。
サイズは、高さ:1500mm、幅;1100、奥行き;450。上の布団を掛ける丸棒は18mm径と細いですが上下2本使いとしセンターを丸棒で固定させることで十分な強度が保証されます。太めの丸棒1本使いより細め2本の方が丸棒の曲がりは抑えられます。
また下の横桟を500mmの高さに設定したことで洋服掛けのスペースにもなります。

布団掛け

3品とも材の厚みが15mmとしたため、枘の組み強度を確保するため通し枘で紫檀の楔を打ち込んでいます。

通し枘と楔

3月の風景

梅の花がほころび出した3月8日、好天に恵まれたので自転車ツーリング。
大浦の町を抜け奥琵琶湖パークウェイ入り口がある菅浦、大浦に戻り湖岸を海津大崎、マキノ、今津、琵琶湖国定公園今津周遊基地まで走る。
菅浦に向かう湖岸から北西にはまだ雪が残る野坂岳(かな?)が見える。南には竹生島。

このコースは桜並木でシーズン中は大混雑だけれど、今はとても静かだ。
今津周遊基地でお昼。数日前に作った蕗味噌を入れたおにぎりをほうばる。4年前には真っ白な猫2匹、キジトラが2匹いたけれど今年は会えなかった。残念。
帰路、大浦の湖岸で一休み。毛並みが全く違う4匹の猫が屯している。

大浦港の猫たち

3月17、18日、梅は咲いたぁか、桜はまだまだ。玄関先の沈丁花が匂い立つ。

沈丁花